『新・所得倍増論』を読んで思う日本の現状とこれからのこと

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る
読書会 東京

ついに購入に至らしめた目と耳の痛い内容!

著者のデービット・アトキンソン氏の本は以前に何冊か読んだ事がありました。読書会にリピート参加して頂いている方に紹介して頂き、読みたくなって、お借りして読んだ事があります。ベストセラー「新・観光立国論」では日本が成長できる数少ない分野が「観光」であるとアナリストの冷静な視線で、しかし日本文化を愛好している一人の視点で書かれており、新たな気付きを持たせてくれました。

そして今回のタイトルです。例のごとくお借りして読みましたが、読んでみてこれは購入すべきだなと感じ購入しました。

数字で突きつけられる日本の実力・実情!?

読書会 東京

日本の現状とは?

本書の帯にも記載がありますが、ここで質問です。日本のGDPは世界3位ですが(1位はアメリカ、2位は中国)、国民1人当たりでは世界何位になるでしょうか???

G7に入るぐらいだから5位ぐらい?

いやいや、10位ぐらいじゃない?

実は、、、世界27位なんです!

え?と思う方も多いかもしれません。

しかし、事実なのです。

(経済評論家の三橋 貴明氏の資料でも同じような事が書かれています。)

1人あたりのGDPとは、見方を変えると1人あたりの「生産性」を表しています。生産性が高ければ同じ仕事をしても早く終わるので長時間労働にはなりにくいです。逆に生産性が低いと仕事がいつまでも終わらず、それでも仕事終わらせるために残業、残業。。。

僕が以前いた飲食業界だと、1日1日の店の運営をなんとか回す事にすることに追われて効率や生産性について考える暇もなかったですし、今いる別の業界でも昔ながらのルールのままでコレっていらないよな?と思うところが散見します。

著者がよく例としてあげる銀行の窓口営業も古くからの習慣をそのまま引き継いでいます。僕も先日数年ぶりに銀行の窓口に行きましたが、非効率だなーと感じる事がいくつもありました。先ず、予約機のチケットを受け取る機械の前に2人の行員の方が。。。そして金額を書く書類は未だに紙のみでしか受け付けません。コンビニだとバーコードの着いた紙でピピッとできます。窓口は15時できっちり閉まります。。。これも本書で書かれていますが、明治時代の名残だそうです。

国として比べると世界トップクラスの輸出額やノーベル賞授賞数も、1人あたりに換算すると、えっ!と思う順位なんです。

  • 輸出額は世界44位
  • ノーベル賞は世界39位

いやいや、世界の中では日本より低い国があるんだし、との声が聞こえてきそうですが(実際によく聞きますが)、それでいいのかな?と思います。モノは溢れているのに一向に生活が豊かにならない日本。生活が良くなっている実感が湧かない日本。

経済評論家で作家でもある大前 研一氏も、なぜ多くの日本人が利子の全くつかないに銀行にお金を預けたままにするのか?政府がタンスから投資に回そうとしているのに回らないのか?その理由を簡潔に述べています。

誰もが将来に希望が持てず、不安なのだ。

ー大前  研一

日本の現状は見えてきた。それで、あなたはどうしたいのか?

読書会 東京

現状が分かってきた

筆者は本の中で、日本の皆さん悔しくないんですか?と半ば煽るように尋ねています。

悔しいか、悔しくないか、で聞かれたら、悔しいと感じる人が多いと思います。このままだと嫌だ、まずいなんとかしたい!と思って初めてどうするの?って事になります。結局はそこからの行動になるのですが、もし本書の内容が事実だとして、皆さんはどうしたいですか?豊かさを手に入れたいですか?現状維持で満足ですか?先のことは考えないようにしていますか?

身も蓋もないですが、結局は1人1人がどうしたいのか?に尽きると思います。時代がバブルだろうが、不景気だろうが、豊かな人は豊かだし、貧乏な人は貧乏のままです。つまり自分次第なんだなと。世界で3,000万部売れている金持ち父さんシリーズの筆者も以下のように書いています。

問題は景気の良し悪しでなく、自分次第である。

ーロバート・キヨサキ(「金持ち父さん貧乏父さん」の筆者)

本書は数字の内容に衝撃を受けますが、日本の置かれた現状を知るのに簡潔に明瞭に書かれています。そしていい意味で危機感を持つこともできる内容です。なぜなら日本の中にいる私たちは、否応無しに日本の実情の影響下にいるからです。そこでただ漠然と任せるままにでいると、日本が右肩上がりの時はいいですが、右肩下がりの時は悪くなるだけです。

日本以外の人が書いたので、遠慮なく書けたのかなと感じます。もし、僕が逆の立場なら少しは表現を柔らかくしたり、数字の見せ方をあまりショックを受けないようにイジってしまうかもしれません。元外資系金融機関のアナリストとして、また日本文化が好きで、日本の伝統工芸に携わる会社の社長をしているからこそ書けたのかもしれません。また日本人は身内には甘くなるので、黒船のように外圧がないと変化できないのかもしれません。失われた20年は誰も取り戻せませんから。それを悔やんでも仕方ありませんので、未来志向でこれからどうするのか?そこが大切です。繰り返しになりますが、あなたはどうしたいの?って話です。未来戦略を考えましょう。

僕自身は、日本(日本人である自分も含む)は、やばいなーと強く強く感じました。と同時にさらにこの辺の数字に強くなりたいと感じました。知らないと損する事がたくさんあります。もし、あなたがこの記事をアマゾンでのレビューなど目にされて少しでも勉強したいと感じたのであればこの本の価値はあなたにはあるんだと思います。

今回、こちらの本を読むことで2月より毎週水曜の7〜8時に本をテーマにした朝活にこの「新・所得倍増論」を取り上げる事にしました。興味ある方はぜひ1度ご参加下さい。

未来戦略読書会・朝活に参加しよう!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

読書会・朝活に参加しよう!


未来戦略読書会では、都内のカフェにて読書会・朝活を開催しております。読書会に対して少しでも興味が出た方は是非下記をクリックして、詳細をご覧下さい。

 



 

Facebookページで最新情報をチェック!


未来戦略読書会のFacebookページでは、ブログの更新状況や、読書会や勉強会の開催風景の写真など、まだ読書会に参加したことのない方へ、役立つ情報を発信しております。こちらも是非ご参加下さい!Facebookページに「いいね」をお願い致します!

読書会・朝活の日程の確認はこちらから!

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*