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毎週水曜日に1冊の本をテーマにした朝活を始めました
一言で言うと"朝活と読書会を足して2で割った"ようなイベントです。
フリートークをメインにした朝活と複数の本をシェアする読書会を開催していましたが、2017年は新しく朝から脳をさらに刺激する朝活を始めます。
1月のテーマ本は、ベストセラーで100年ライフについて新しい考え方を問う「ライフ・シフト」です。

「ライフ・シフト」は沢山の考えるキッカケをくれます。
なぜ1つの本をテーマにするのか?
「働き方」や「テクノロジー」など複数の関連本でも良いと思います。それだと範囲が広くなりすぎてしまい参加者同士の共通認識が薄くなる可能性を考え、あえて"1冊の本"に範囲を絞りました。短い時間(1時間)でも質の高い時間にしたかったからです。
共通の本・テーマについて異なる考え・意見を知る・聞く・考える機会になる
「和をもって尊しとなす」
日本人を表す代表的な言葉です。批判を恐れずあえて悪い言い方をすると「異なる意見を排除する」「同じ考えの人たちだけ集まる」とも言えます。
そして日本人は議論、ディベートが苦手言われています。社会人になっても外資系の会社でも入らない限り中々議論をする機会が無いからです。
元ゴールドマンサックスのパートナーだったデービット・アトキンソン氏の著書によるとイギリスは反対意見に分かれて喧々諤々の討論はしても、それはあくまで1つの議題に対して意見が異なるだけであって、個人的に好き嫌いになる事はルールとして無いと書いています。しかし、日本人は引きづりがちですし、相手を変に気遣い自分の意見を殺してしまうことがあります(僕はそうでした)。
話を戻しますが昨年まで朝活を開催していて、フリートークで話すのも色んな事でお話し出来るので楽しいのですが、参加される方によっては不十分な内容だったかなと感じることが度々ありました。
特にある本についての話になった時(それ自体がかなりの偶然ですが)、もし事前にお互いがある本について知っていると分かっていれば余計な前置きなく存分に本についてはお話し出来るのではないかと感じるようになりました。
その一方、読書会では本について紹介し合うので沢山の本が1度に知れるので、それはそれでお得なのですがどうしても1つ1つの本について印象は薄くなりがちです。
本について話せる人はいますか?
教育改革実践者の藤原 和博氏が本を読むようになったのはリクルート時代に仕事で以下のように言われたからだそうです。
オレは本を読まない人とは付き合わない。
そこから藤原氏は本を読む習慣を無理矢理付けるようにし、習慣化する事に成功し、本を読んでいた事で、他の人との話や話す内容が豊富になり役立ったと著書の中で書いています。
僕も本格的に本を読むようになったのは社会人になってからですが、そこから読書会や朝活を主催し、会社外では本を読む人たちとの人脈が出来ました。会社内では、あまり本を読まない人たちがいます(良い人たちで、一緒に仕事をしていますが、飲み会などに行くことはほとんどありません)。本について考えをシェアした方が、単純に楽しい!と感じるようになったのは大きな変化です。
人は知的好奇心が満たされると、スマホゲームなどの娯楽より喜びや面白味を感じるのかもしれません。
同じ本を読んだ人と本の内容についてじっくり話すと120%元が取れます!
本をテーマにした朝活(イベント名は変更するかもしれませんが)では、毎月の課題本を決めてそれを読んで来た人、もしくは読んでいる途中の人、限定で開催します。テーマ本が決まっているので、初対面でも(同じ本を読んでいる、もしくは途中という)共通点があり打ち解けやすいです。簡単な自己紹介の後、すぐに始められます。
先日、初開催でしたがやはり本の内容に沿った濃い内容になりました。参加者の方からは「ライフ・シフト」について以下のような本のシェアがありました。
- 100年ライフは誰もが未体験なので沢山のトライ&エラーが起こる。どうせならハッピーにしたい。
- 本を読んでキャリアの作り方、老後の事、定年や年金について考えた。
- 資産に有形(不動産など)と無形のものがあることが知った。
- 今の時代にシステムが合わなくなった。作り変える時が来た。
- リタイヤするまでに毎年何パーセント貯蓄が必要なデータを見て暗くなった。
いかがでしょうか?
フリートークがメインだと即効的な要素が強いので、それはそれで楽しいですが、主催者の力量でもありますが内容にバラツキがあります。
今月はあと1回ありますし、来月からは別の本をテーマに開催予定です。幾つか候補本はありますがもし、取り入れたい本がありましたら
info@manabi30.comまで連絡下さい。
皆さんと楽しく学べる事を楽しみにしております♬